NPO法人はぁとぴあ21は富山県で
不登校ひきこもり支援をしています。

ピアサポート・親の会

ピアサポート・親の会

この事業は、不登校児童生徒を抱えるという同じ経験を持った親御さんが、そのリアリティを伴う体験知識と経験値に基づいて行うピアカウンセリングによるピアサポートです。
定例会を月2回定期的に開催しています。是非お問い合わせください。

■不登校支援でのピアサポートの重要性と有効性について

ピアサポートとは

同じ経験を重ね、同じ苦しみや痛みを乗り越えてきた経験者同士(当事者同士、または親同士)が交流を行い、お互いの体験談を語り合うことにより、同じ目線、同じ視点からの寄り添いや分かち合い、共感が生まれ、お互いに助け合うピアサポートの形が不登校児童生徒を抱える家族支援では大変有効であると考えられています。

ピアサポートの特徴

ピアサポートでは、同じ悩みや同じ経験をもつ人同士が(リアリティを伴う体験的知識と当事者性により)語り合う場を通し、同じ経験者にしか分かり得ない痛みや、苦しい胸の内を共有できることにより、その苦しみが和らぎ、お互いに癒されていきます。

説得やカウンセリングとは全く違う、参加者同士の自然体での共感、共有、学び合いができ、次第に孤独感や疎外感が軽減されていきます。
また自分が知らなかった話を聞くことによって新たな気づきを得たり、視野が広がることにより新たな選択肢に希望を感じることができるようになります。(心の回復には個人差があります。)
また仲間意識が芽生えることにより、ゆったりとした人とのつながりを持てることにより安心が生まれます。

ピアサポートはNPOなど民間団体の「親(家族)の会」で行われている。NPO法人はぁとぴあ21では、20数年前より不登校児童生徒を抱えてきた親がリアリティを伴う体験知識と経験値を生かしたピアサポートによる相談支援を行ってきています。

ピアサポートの有効性

ピアサポートは、以下の支援事業で既に活用されています。

(1)平成8年より始まった厚生省「市町村障害者生活支援事業」では国家資格を持たない障害者当事者がピアカウンセラーとして正規職員として雇用されています。

(2)平成22年より始まった厚労省「発達障害者支援制度整備事業」では発達障害の子どもを持つ親が同様に悩む親を支援する「ペアレント・メンター」制度が取り入れられています。

(3)平成25年より始まった厚労省「ひきこもり対策推進事業」では、ひきこもり当事者家族(ピアサポーター)を含むひきこもりサポーター養成や派遣を行っています。

この障害者支援やひきこもり支援で確立され信頼されているピアサポートを「不登校児童生徒を抱える家族支援」に活用していくことが重要です。

ピアサポートの支援事業

射水市公募提案型市民協働事業1年目で実施した「不登校児童生徒を抱える家族支援事業」でピアサポート支援事業の有効性を確認されています。
NPO法人はぁとぴあ21では毎月2回の割合で行ってきました。今回の研修講座が注目を受けるに従って、相談件数が増加し、親の会への参加者が増えてきています。

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